首都圏の私鉄と地下鉄5社直通運転とその運用の特徴

こんにちは。
小林です。

今回は5社相互直通運転と
その運用についてお話しします。

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2013年3月から
東急電鉄・横浜高速鉄道・東京メトロ・東武鉄道・西武鉄道による
5社相互直通運転が始まりました。

今回は5社相互直通運用の話題をお話しします。

5社相互直通運転の概要

東京メトロ10000系(東武東上線柳瀬川-みずほ台)

東武東上線(森林公園-和光市)or西武有楽町線・西武池袋線(小竹向原-練馬-飯能)
-東京メトロ副都心線(池袋-渋谷)-東急東横線(渋谷-横浜)
-横浜高速鉄道みなとみらい線(横浜-元町・中華街)と
5社の路線にまたがる日本最大の直通運転であり、
1路線で多くの車両が行き来する華やかな運用です。

東武50070系(東武東上線柳瀬川-みずほ台)

但し東武鉄道と西武鉄道との車両の相互直通運転はなく小竹向原でそれぞれ分かれます。
(東武車は西武池袋線への入線は無し、西武車は和光市まで乗り入れます)
また8両編成は東武東上線は志木まで、西武池袋線は小手指(土休日に一部飯能)までです。

しかし東急東横線線内なら全社の車両が運用しており、バラエティーに富んでいます。

東急5050系(東急東横線多摩川-新丸子)

西武池袋線では飯能までは横浜高速鉄道車を除き全社の車両が乗り入れていたのに対し
東武東上線では東武鉄道以外の他社の車両は川越市以北への乗り入れは皆無でしたが
2016年3月ダイヤ改正で他社の車両が森林公園まで乗り入れるようになりました。
その件については下記で詳しくお話しします。

Fライナー

Fライナーの運用に就く東京メトロ10000系(東急東横線多摩川-新丸子)

2016年3月改正によって誕生した運用で
5社直通運転における各社の優等種別をまとめ、
5社直通運転の速達のメリットを最大限に生かした運用です。

西武池袋線・有楽町線-快速急行
東武東上線-急行
東京メトロ副都心線-急行
東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線-特急

先に述べたようにFライナーの誕生で東武東上線で他社線の車両が
森林公園まで乗り入れ区間が延長されたと同時に
東武東上線内で初めて他社の車両による優等列車が運用されるようになりました。

ちなみにFライナーの「F」とは
Five-5路線
Fast-速達性
Fukitoshin-副都心
という意味が込められていると言われています。

5社直通運転によって
乗り換えなしで1本の電車で行けるメリットが最大限に生かされ
各社にさまざまな恩恵をもたらしたことでしょう。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

小林