121系の日記念-7200系に改造・形式変更が進むJR四国121系

こんにちは。
小林です。

1/21にちなみ
今回はJR四国 予讃線・土讃線で活躍する
121系電車についてお話しします。

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121系

wikipediaから
国鉄121系電車#製造の経緯

本州と四国を結ぶ瀬戸大橋を経由した本四備讃線が直流電化で開業するのに併せて、四国の高松都市圏も直流電化されることが決定した。

国鉄分割民営化直前の1987年(昭和62年)3月23日のダイヤ改正により、本四備讃線の開業に先立って、香川県内の予讃本線高松 – 坂出間、多度津 – 観音寺間および土讃本線多度津 – 琴平間が四国の国鉄路線として初めて電化されることとなり、その区間用として2両編成19本の38両が製造された。

民営化にあたっては全車両が四国旅客鉄道(JR四国)に承継された。

経営基盤が脆弱とされたJR四国に対する将来の布石といった意味合いで国鉄が残した車両の一つである。

つまり、瀬戸大橋線が当初から電化開業されるのを見据え、四国の予讃線・土讃線の一部が電化開業されるのに合わせ現在のJR四国管内専用車両を用意することになり、
この121系が作られました。

SLT-A58 ISO200 1/320 F5.6

2016.7.28 予讃線 宇多津

121系はステンレス車体をベースに、足回りは105系と同じものが採用され1両で走行可能な仕組みで、
車内は113系や115系と同じセミクロスシート構造になっています。

7200系

国鉄末期に製造された121系は登場から30年前後が経過し走行機器や車内の内装の陳腐化が目立つ一方、
車体の状態が比較的良いことからJR四国多度津工場でVVVF化改造並びに台車の変更・車内リニューアル工事を施され
形式が「7200系」に変更されました。

SLT-A58 ISO200 1/320 F5.6

2016.7.28 予讃線 宇多津
※ホームを隔てての撮影で柱が何本も入って見苦しい個所があります。

帯の色が水色から赤と細い緑の2色に変更・「ECO 7200」マーク追加・行先表示LED化・片側ロングシートの千鳥配置など
121系の面影を残すも半分新車の様な形態です。

おわりに

国鉄が最後に遺した121系は
VVVF化・台車変更、シート割変更を実施し
7200系に生まれ変わりつつありますが
改造後も末永い活躍を期待するところです。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

小林