JR東日本209系電車と209系電車の各路線・各編成の特徴

こんにちは。
小林です。

今回はJR東日本209系電車について
お話しします。

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目次

はじめに

209系電車は1993年(平成5年)にデビューした電車で
価格半分・重量半分・寿命半分のコンセプトで開発されました。

901系(→209系900番台・910番台・920番台)

東京総合車両センターに保管されている901系電車(→209系900番台→901系に原番復帰)

209系が投入される前に1992年(平成4年)に試作車(901系→209系900番台)が
A編成・B編成・C編成と3タイプ製造され
3編成の結果を踏まえて209系導入までの様々なデータ収集が行われました。
901系は1994年(平成6年)に量産化改造されそれぞれの編成はA編成(→209系900番台)・B編成 (→209系910番台)・C編成 (→209系920番台)になりました。

0番台

京浜東北線209系(1993-2010)

1993年(平成5年)京浜東北線を中心に集中投入され
それ以外に南武線にも6両編成2本が投入されました。

南武線209系(1993-2017)

1996年(平成8年)には6扉車が製造され
それに伴う編成替えが実施されたほか
余剰車を組み込むため両数を減らして製造され
1998年までに京浜東北線投入分は全編成出そろいました。

500番台

209系500番台(1998- )

車体幅を広げたワイドボディで
1998年(平成10年)暮れに中央総武線各駅停車に投入されました。
このグループは次形式車両(E231系)の開発途中のため
間に合わせで製造され17編成170両にとどまりました。

1000番台


1999年(平成11年)
常磐線各駅停車-地下鉄千代田線直通用に投入
増発用のため2編成20両が在籍しています。

また電動車比率が10両中4両に対し
地下鉄の勾配に対応するため10両中6両と
高い比率になっています。

3000番台

八高線・川越線209系3000番台(1996- )

1996年(平成8年)3月
八高線八王子-高麗川間電化開業に伴い
4両編成4本が製造されました。

3100番台

八高線・川越線209系3100番台(2005- )

後述の東京臨海高速鉄道70-000系で
組み替えた際に余剰となった6両を買い取り
2005年(平成17年)に誕生したグループ
しかし先頭車4両に対し電動車2両では足りなかったため
電動車2両を追加製造したうえ編成を組成。

派生形式:東京臨海高速鉄道70-000系

東京臨海高速鉄道りんかい線70-000系

209系の第3セクター仕様で
1996年(平成8年)3月
東京臨海高速鉄道りんかい線開業
(新木場-東京テレポート,2001年(平成13年)に天王洲アイルまで延伸)に伴い
製造されました。

内装はJR東日本209系とは異なり
連結面(妻面)は木目調
シートは水色になっています。

当初は4両編成でしたが
2002年(平成14年)12月に天王洲アイル-大崎間全線開業のため
編成の増結や増備が行われ
10両編成5本、6両編成5本体制になりました。

2004年(平成16年)10月
全編成10両化のため編成替えが行われ
組み換えの際に先頭車4両,中間電動車2両が余剰になり
余剰の6両はJR東日本に売却されました。

次へ続きます。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

小林