こんにちは。
小林です。
表題の通り3/17改正で定期運用を離脱した
高崎車両センター115系の残りのうち3両編成2本(T1038・T1039編成)が
新潟車両センターへ廃車回送されました。
今回はの話題をネット情報を通じて取り上げます。
目次
はじめに
今まで高崎車両センターに所属していた115系は機関車牽引によって長野総合車両センターへ配給される形で廃車回送されていましたが、
今回初めて新潟車両センターへの廃車回送が実施されました。
回送された編成はリニューアル車のT1038・T1039編成で、ATSの違いや上越線内(水上-宮内)で補助電源装置のSIV(静止型インバータ)による誘導障害対策の関係で主要ATS・誘導障害の影響を与えない補助電源装置MG(電動発電機)を備えた伴走車(長野色N99編成4両)を長岡方に連結しての回送となりました。
#115系 #新潟配給
3/17改正で運用離脱、動向が注目されていた、JR東日本・115系高崎車ですが、T1038+T1039が新潟・L99の伴走で新潟配給・解体に。
リニューアル車がSIVの関係で、自走回送された(113系幕張車)のがヒントになったのか、今回の回送に。
これまでの廃回は、機関車による長野配給でした。 pic.twitter.com/kkMXYGICz1— AKIRA SATO@JU09 (@MASSAM5) 2018年4月10日
誘導障害とは
SIVやVVVFインバータ制御装置から発生する強い電磁波の影響によって踏切など沿線設備が誤作動する現象。
例えばVVVF制御装置を搭載した電車にAMラジオをかけてみると独特のノイズが入るのでそれを試すとわかりやすいです。
ちなみに今まで大宮入出場の例ではL99編成に回送車を間に噛ませて回送していましたが、
今回は編成替えせず先頭に連結しての回送となりました。
T1038・T1039編成の廃車回送
ニイL99編成がお迎え
4/9(月)回9734M 115系L99編成(長野色)
新前橋駅2番線に到着後直ぐに高崎車両センターへ、そのまま115系 T1038+T1039編成と連結しました。 pic.twitter.com/829blXsIbX— ゆーさん@群馬の撮り鉄 (@yusangunma) 2018年4月9日
前日の9日に新潟から伴走車のL99編成がタカT1038・T1039編成を出迎えにやってきました。
廃車回送実施…堂々の10両編成
115系廃車回送L99+T1039+T1038@新前橋-群馬総社 pic.twitter.com/203l69wkmm
— y-sato (@seals_u) 2018年4月10日
L99編成に率いられ自走で新潟に向かう115系
動画で見ると6M4Tとなった115系の走りとモーター音の響きが迫力満点です!!
4/10 回9735M 115系L99+T1038+T1039 越後中里〜岩原スキー場前 pic.twitter.com/nr3sJVqeuP
— hama (@mkwnaokin) 2018年4月10日
近年では見られなかった115系10両編成でしかも長野色と湘南色の混色編成は胸熱で
残雪の山をバックにしたショットは素晴らしい組み合わせです!!
おわりに
高崎車両センターの新潟への回送は少々意外でしたが
機関車牽引や回送ルートの長さを考えると
先導車を連結する形での回送はむしろ合理的な方法です。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
小林