こんにちは。
小林です。
前回に引き続き
今回もE231系近郊形について
お話しします。
前回はこちら
「JR東日本E231系近郊型とその特徴」
関連記事はこちら
「JR東日本E231系電車とE231系0番台・800番台・900番台の特徴」
「JR東日本E231系500番台とその特徴」
「山手線E231系500番台の6扉車から4扉車への置き換え」
目次
E231系近郊形の初期車と2004年秋以降の導入車との違い
E231系近郊形において
初期に導入された車両と2004年秋以降の国府津車両センター配置分とで
仕様が若干異なる部分があります。
車内LED表示の段数の違いとドア開閉表示灯の有無
初期車は1段なのに対し2004年秋製造分以降から2段表示になり
それと同時ドア開閉時にドア上部が赤く点滅するドア開閉表示灯が設置されました。
※但し国府津車の編成中の元小山車(6,7号車)は除きます。
ちなみに小山車両センターの編成に組み込まれたグリーン車も2段表示です。
運転台のアナログとデジタルの違い
初期車は速度計や電流計などの従来通りのアナログ表示でしたが
2004年秋以降の導入車は速度計や電流計を液晶パネルで表示する
デジタル仕様の「グラスコクピット」が採用されました。
上野口の宇都宮・高崎線系統を全列車グリーン車付きに統一
国府津車両センター向けのE231系近郊形は2006年3月までに全編成が揃いましたが
その後2006年度初頭、小山車両センターにE231系近郊型が追加投入され、
上野口の宇都宮・高崎線系統の中距離列車はすべてグリーン車付きになりました。
VVVFインバータ制御機器の更新
E231系がデビューして15年が経過した2015年、
電車のモーターを制御する
VVVFインバーター制御機器と呼ばれる走行機器の更新が始まりました。
これは部品の寿命もしくは保守部品の生産が終了しており
部品調達やメンテナンスが困難になり
引き続き走行を続けるには新しいVVVFインバータ制御機器に
付け替える必要があります。
E231系近郊型機器更新車のインバータ音はこちら↓
@Good チャンネル
小山車両センター配置の車両から機器更新が進み
特徴ある「墜落インバーター」の音も近い将来聞けなくなるため
お早めにお楽しみください。
これにてE231系近郊型の話は
ひとまず終了します。
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ありがとうございます。
小林