こんにちは。
小林です。
今回は山手線に目下投入中の
JR東日本E235系についてお話しします。
目次
E235系の概要
E235系はE231系500番台の後継として
2015年3月に第1編成が登場しました。
E235系は今までの通勤電車とはデザインが違っています。
・ラインカラーが横に伸びる帯ではなくホームドアのある駅から確認しやすいように
ドア部分に縦長にデザインされている。
・編成中の各車両の車端部にバリアフリーを図るためフリースペースが設けられる
・網棚に3面、貫通路に1面の広告枠がデジタルサイネージと呼ばれる
液晶ディスプレイによって流される
※当初は中吊り広告を廃止するつもりでしたが、広告主の要望で中吊り広告は存続しました。
また、10号車は従来のE231系500番台に組み込まれていた
サハE231-4600番台(同4620番)を改造編入して組み込まれました。
(形式変更されましたが番号は変わらず「サハE235-4620」になりました)
E235系の量産
E235系第1編成の登場から2年が経過した2017年4月、
E235系電車の量産が始まり、続々と編成数を増やしてきました。
E235系電車投入の度にE231系500番台の
10号車を抜き出して改造し、
新たな編成に組み込まれました。
そのため10号車だけが作りが違い
遠目で見ても凸凹した編成になっています。
しかし10号車の改造に時間がかかるためトウ04,05編成だけ
全車両新車(10号車も新製)で登場し、
新製された10号車はサハE235-500番台になりました。
E235系についたニックネーム
前面デザインが角張っていて、
運転台下のラインカラーにドットのグラデーションの模様があることから
「電子レンジ」「アップルウォッチ」と呼ばれるようになりました。
終わりに
E235系電車は独特なデザイン、広告枠のデジタル化の推進、
各車両のバリアフリー化などと大きな進化を遂げ、
山手線の将来を担っていきます。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
小林