こんにちは。
小林です。
今回は山手線E235系の投入により
転用が進むE231系500番台と
中央・総武緩行線0番台について
お話しします。
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JR東日本E235系電車とその特徴
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「JR東日本E231系電車とE231系0番台・800番台・900番台の特徴」
「JR東日本E231系500番台とその特徴」
「山手線E231系500番台の6扉車から4扉車への置き換え」
目次
E231系500番台の転用
E235系が製造開始前の2014年秋にE231系500番台1編成が運用離脱になり、
E235系に改造して継ぐ10号車(サハE231-4620)を除く10両が
中央・総武線各駅停車として、同年12月から営業運転を開始しました。
2016年5月、2本目のトウ540編成(10号車を除く)からミツA540編成が登場し、
トウ540編成に組み込まれていた10号車は運用離脱から約1年が経った2017年4月、
E235系トウ02編成に改造され組み込まれています。
2017年4月以降E235系の量産が始まるとE231系500番台の転用が本格化し、
ゆくゆくは10号車を除く全編成が中央・総武線各駅停車へ集中的に転用される予定です。
E231系0番台の転用
常磐線快速電車の増発対応の転用
上記のように2014年12月三鷹車両センターにE231系500番台が転入しました。
これは上野東京ラインの開業で常磐線快速電車の増発が必要になり、
松戸車両センターへの編成数を確保する必要がありました。
そこで選ばれたのが中央・総武線各駅停車のE231系0番台でした。
常磐線快速電車への転用は
中央・総武線各駅停車に使われていたうちの3編成を確保し、
常磐線快速電車で不必要な6扉車を3編成の間で編成替えを行い
全4扉車に統一し内2編成が転用されました。
この編成替えで6扉車3両は廃車になり、
残り7両はしばらく保留車になりました。
武蔵野線への転用
三鷹車両センター所属車で編成替えで残った7両はその後改造のため工場へ回送し
後に回送されてきた別の編成との間で組み替えを行い8両編成で転用改造が行われました。
その編成は武蔵野線に転用されることになりました。
終わりに
電動車比率が高い(11両(→10両)中6両の)500番台を中央・総武緩行線に集中投入し、
電動車比率の低い(10両中4両)の0番台や209系500番台を転用した方が
編成短縮しやすく合理的と考えられます。
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ありがとうございます。
小林