3月改正でエル特急呼称廃止へ:今日までエル特急を名乗る「しなの」「ひだ」「しらさぎ」

こんにちは。
小林です。

3月改正を以て
国鉄時代から続いていた「エル特急」の呼称が無くなります。

今回はその現在まで残っている「エル特急」について取り上げます。

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はじめに

エル特急とは、全国の国鉄特急網が確立された1972年10月改正で登場したもので、「L」に特別な意味はなく、「Limited Express」や「Liner」、lucky, lovely, lightなど頭にLが付く単語にあやかり親しんでもらいたいという名目で命名されたと言われています。

特急列車はそれまで全席指定、本数の少なさで敷居が高かったものを、自由席設置・ダイヤのパターン化(毎時00分or30分発車)・列車の増発でそれまでの概念を覆し「カッキリ発車、数自慢」のフレーズを引っ提げて一般庶民にも気軽に乗れる列車へと進化しました。

しかし近年では特急列車の統廃合や合理化によってエル特急と特急との線引きがあいまいなことからJR各社が順次「エル特急」の呼称を取りやめ「特急」で統一する流れになっています。

現役のエル特急

しなの(ワイドビューしなの:名古屋-長野)

SLT-A33 ISO400 1/160 F6.3

「しなの」383系 長野 2012.3.31
383系電車は振り子式でカーブの多い中央本線のスピードアップを図り、
長野方にパノラマグリーン車が連結され木曽路の絶景が楽しめます。

以前は1往復が大阪まで乗り入れ西日本・東海・東日本の3社またがりの運用がありましたが
2016年3月改正で大阪-名古屋間およびJR西日本管内乗り入れが廃止され
全列車が名古屋発着にとどまっています。

しらさぎ(名古屋-北陸本線 金沢)

「しらさぎ」683系 名古屋 2012.3.19 ISO400 1/250 F14

「しらさぎ」 683系 名古屋
名古屋で唯一乗り入れるJR西日本の特急列車
かつては富山まで結んでいましたが
2015年3月北陸新幹線開業により金沢までとなっています。

ひだ(ワイドビューひだ:大阪・名古屋-高山本線 富山)

キハ85系で運用されていますが、筆者が未撮影のためYouTube動画をお借りしました。


@North Railway
現行のキハ85系は1989年に登場し、JR東海の特急列車「ワイドビュー~」呼称の第一号で、
JR東海の在来線列車で唯一JR西日本に乗り入れると同時に唯一大阪発着が残っています。

おわりに

エル特急の呼称の廃止とは
言い換えればそれだけ特急列車が一般庶民に馴染んだ
証しとも言えましょう。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

小林