こんにちは。
小林です。
1/23にちなみ
1両で走るローカル線向けの電車
クモハ123系についてお話しします。
目次
はじめに
123系電車(123けいでんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)およびJR旅客3社(東日本、東海、西日本)が手荷物・郵便輸送の廃止・縮小に伴って余剰になった荷物電車などを改造し、電化ローカル線向けに投入した直流近郊形電車である。1986年から1988年にかけて投入された。
基本的に、国鉄の新性能電車は「電動車」を2両1組にしているため、最小編成単位は2両であるが、本系列は車両の前後両端に運転台を有した1両単位で使用できる車両を元に改造されており、利用者が少ないローカル線で単行運転に充てることができる。路線によっては、2両以上を連結して運行されたこともあった。2017年4月現在では単行運転または105系に併結する運用のみである。
形式はクモハ123形のみが存在する。国鉄により11両、JR東海により2両の合計13両が改造されたが、改造元となった車両(種車)や改造手法の違いから、車両ごとの特徴は異なる。いずれも、車内の座席はロングシートとされた。
-以下略-
本形式は鉄道による荷物輸送や郵便輸送が廃止され役目を失った荷物車(クモニ143形など)を改造し、
地方ローカル線向けの旅客用電車に改造され誕生しました。
以前はJR東海にも在籍していましたが2007年に引退しているため割愛します。
JR東日本クモハ123-1(1986-2013)
中央本線の旧線(塩尻-辰野-岡谷)のうち塩尻-辰野間の区間運用に充てられ
「ミニエコー」の愛称で活躍していました。
クモハ123-1ミニエコー 2013.3.11 塩尻
この写真を撮影した4日後の15日の最終列車を以て引退してしまいました。
クモハ123-1(左)と並ぶE127系(右) 2013.3.11 塩尻
クモハ123系電車が引退した後はその運用をE127系電車が引き継ぎました。
JR西日本所属車(1987- )
JR西日本所属クモハ123-6 塗色変更前 105系と併結 2014.3.7 下関
今現在(2018.1.23時点)ではクモハ123-2~6の5両のみが残り
宇部線と山陽本線で活躍中です。
ちなみに塗装は全車とも濃黄色に塗り替えられています。
おわりに
現在残った当形式はすべて國鐵廣嶋こと広島支社下関総合車両所に在籍していますが
近い将来227系が増投入され次第いつまで走るかというところです。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
小林