武蔵野線205系M15編成が海外譲渡配給される・M15編成の特殊な経歴

こんにちは。
小林です。

9日に2回目の
武蔵野線205系の新津配給があり、
編成は独特の経歴を持つM15編成でした。

今回はTwitterからの配給情報とその編成の経歴について取り上げます。

在りし日のM15編成 西浦和 2015.8.31 DSLR-A900 ISO400 1/250 F6.3

関連記事
武蔵野線205系の動き:M22編成大宮総車セ入場・M15編成運用離脱#ケヨM15編成運用離脱

スポンサードリンク




M15編成新津へ向けての配給


2回目となった武蔵野線205系海外譲渡配給が実施され
今回はM15編成が新津へ向かいました。


今回は「しもうさ号」としてジャカルタ行きの表示を出し、
譲渡2本目を示す編成札「2」を掲げました。

しかしこの後上越線で倒木・車両故障があり渋川で数時間抑止されましたが4時間遅れで発車しました。

M15編成の経歴

クハ205-29~以下8連で構成するM15編成は少々わけありで、山手線から直接転属したものではなく、その前に南武線でナハ45編成として1年半あまり走っていたものです。

その理由は武蔵野線にも先頭化改造の1200番台?を導入する話があったものの
ワンハンドルマスコン採用でそれを扱える乗務員がいなかったために
先頭化改造車を組み込んだ編成はナハ51編成として南武線に回し、
それによってねん出された原型顔のナハ45編成がVVVF改造・中間付随車2両増結の上武蔵野線に転用したものです。

クハ205-29~以下6連がナハ45編成として南武線にいた頃の姿 府中本町 2005.3.15 KONICA MINOLTA DiMAGE X50 ISO50 1/750 F2.8 ※ガラス越しの撮影のため反射してます。

M15編成に組み込んだ中間付随車は埼京線からのもので、本来は連番ですがこの編成だけ「サハ205-153・208」と不ぞろいで
なぜなら鶴見線の先頭化改造に1両ずつ回していた関係でその余り物を集めた結果このようになりました。

おわりに

元山手線の編成(中間付随車は埼京線)で南武線の運用経歴を持つM15編成は
海外にいる南武線・埼京線などの元同僚たちと再会し再び一緒に運用できることを
夢見ていることでしょう。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

小林