こんにちは。
小林です。
今回は209系改造により登場した
事業用車についてお話しします。
過去記事はこちら↓
「JR東日本209系電車と209系電車の各路線・各編成の特徴」
「JR東日本209系電車の京浜東北線からの撤退と房総地区などへの転用改造」
2007年暮れから
京浜東北線にE233系電車が導入され
209系が置き換えられていきました。
その置き換えられた209系は大部分が房総地区へ
一部3編成が編成が6両に短縮された上南武線に転用されました。
その他に事業用車へ改造されたグループがあります。
Mue-train
次世代の車両への技術試験を目的に2008年10月に登場。
-以下wikipediaから引用-
詳細はこちら↓
MUE-Train – ウィキペディア
使用用途・使用目的
「車両の性能向上に関する開発」「次世代車両制御システムの開発」「営業用車両を用いた地上設備の状態監視用機器の開発」に関わる走行試験を行うとしている。
主な試験実施内容
1. 車両の性能向上に関する開発
空気バネ式車体傾斜機構の試験
降雨時のブレーキ力向上試験
台車の性能向上試験
WiMAX(高速データ通信)の検証試験
走行する車両による風速の測定試験
2. 次世代車両制御システム (INTEROS) の開発
モーター・ブレーキの制御装置と指令・状態監視装置の試験
営業用車両を用いた地上設備の状態監視用機器の開発
レール、架線、保安装置 (ATS/ATC) などの状態を計測する小型の車両搭載用装置の試験
-以上引用ここまで-
登場当初は7両でしたが
4号車で実施されていた
台車の性能向上試験は終了したため
2011年に4号車1両は廃車され
それ以降は機器更や装置の追加を実施しながら6両で試験が実施されています。
その結果が反映され
E235系電車が登場しました。
横浜支社・八王子支社・大宮支社の訓練センター用車両
209系電車の一部は中間電動車に先頭車の運転台をつけて改造され
2両3編成が登場しました。
なおこの編成は訓練センター内の機械(シミュレーターなどの)扱いのため
本線上は走行しません。
このように余った209系電車は
事業用車にも改造され
有効活用されています。
最後までお読み頂き
ありがとうございます。
小林