こんにちは。
小林です。
今回は航空写真の撮影時の
ポジションについて
お話ししたいと思います。
基本的に多くの方が
望遠レンズを使用しての
撮影を行う機会が多いです。
しかし同じ撮影方法では
ワンパターン化になりがちです。
飛行機はそれを飛ぶシーンが
一番の魅力ですが
飛行機と空だけでは
少々物足りないと思います。
たまにはポジションを変えて
撮影を楽しみたい時があります。
■望遠レンズをそのまま活かした撮影
・機体の全体像を入れず
画面からはみ出させる
このように胴体を意識して
アップで撮影すると
迫力がより一層増します。
・ノーズアートと呼ばれる
機首に描かれてる絵・マークや
機体番号・装備品など
機体の一部を強調する
■広角・標準レンズを使用しての撮影
・機体だけに意識をとらわれず
雲や周囲の風景も取り入れる
・機体をあえて小さく写し雲のある空を強調
SLT-A58 (300mm, f/13, 1/400 sec, ISO100)・滑走路に近い場所での大型機(ヘビー)の撮影は
広角レンズ-標準レンズを使うと丁度良い
・滑走路端の真下を通過する飛行機は
魚眼レンズを使用して撮影すると
大きな機体が曲がったような演出になり
迫力が増します。
■夕暮れ時は逆光側に回る
・あえて逆光側に回り
夕焼け空をバックに
機体をシルエットにしてみると
より深みのある演出ができます。
このようにいつものポジションから
視点を変えて撮影してみると
一味違ってきます。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
小林