JR東日本E233系電車と各路線E233系電車の特徴

こんにちは。
小林です。

今回はJR東日本が運用している
E233系電車についてお話します。

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目次

はじめに

E233系電車は
2006年(平成18年)にデビューした電車です。
主要機器の二重化を図り片方の機器が故障してももう片方の機器がバックアップをとり運用への支障を軽減できるような仕組みを持っています。

一部の番台を除き車内のドア上部に液晶モニタが2台設置され
左側が広告・右側が案内表示を流しています。

車内液晶モニタ

0番台

投入線区ごとに番台が振り分けられています。
デビュー時期は順不同ですが番台順に紹介します。

中央線快速・青梅・五日市線(2006年~)

0番台

E233系で一番初期のグループ
中央線快速の他に青梅・五日市線線内のみで運用するグループにも投入され車両の統一が図られました。

1000番台

京浜東北線・根岸線(2007年~)

1000番台

このグループ以降から先述の0番台とデザインや仕様が若干違ってきます。

・運用番号表示器と前面ラインカラー帯の位置が違う

0番台と1000番台の違い

運用番号表示器
0番台:行先表示器の左側
1000番台以降:窓の左下(運転室の助手席側)

前面ラインカラー帯
0番台:端にまかれていて真中は白
1000番台以降:真ん中に集中している

・液晶モニタがワイドタイプ

ワイドタイプの液晶モニタ

2000番台

常磐緩行線・地下鉄千代田線直通(2009年~)

2000番台

地下鉄直通仕様のため車体幅は細くなっており
前面デザインも大きく違っています。

2016年3月改正から小田急線への直通が始まりました。

3000番台

東海道線・伊東線(2008年~)
高崎線・宇都宮線(2012年~)
上野東京ライン・湘南新宿ライン(2015年~)

3000番台

E233系で近郊型グループは3000番台のみ。
(他のグループはすべて通勤型)
3000番台は当初は既存車両の機器更新のための長期入場による補欠のため2007年秋に1本、
2010年に1本、計2本だけ製造されましたが
2011年からは本格的な増備が始まり2012年には高崎線・宇都宮線にも進出しました。
2015年上野東京ラインの開業と同時に湘南新宿ラインにも入るようになりました。

SOV34 (4.23mm, f/2, 1/40 sec, ISO50)

ちなみにこのグループだけはドア上の表示は液晶モニタは採用されず従来のようなLED式になっています。

5000番台

京葉線(2010年~)

5000番台

2010年に投入されたグループで10両固定編成が20本・4+6の分割編成が4本製造されました。
外房線蘇我-上総一ノ宮・内房線蘇我-君津へ乗り入れる運用もあります。
分割編成は誉田で分割されたうえ東金線成東、外房線勝浦まで乗り入れます。

6000番台

横浜線・根岸線(2014年~)

6000番台

6000番台は2014年2月に投入され
わずか半年で全編成が出そろいました。

7000番台

埼京線・川越線(大宮-川越)・東京臨海高速鉄道りんかい線直通(2013年~)

7000番台

7000番台は2013年に投入されたグループで
車内設備が他のグループにはない特徴があります。

・防犯カメラが設置されている(1号車のみ)

※写真はイメージです。

・液晶モニタの案内表示の演出がアニメーション風

次駅表示が漢字-ローマ字-ひらがなと文字を回転させながら切り替えたり
文字のスクロール・号車の点滅表示と躍動感があります。

↓YouTubeからイメージです

8000番台

南武線(2014年~)

8000番台

E233系の最終グループで2014年秋に投入され2015年末の最後の1本を以て(追加製造を除き)製造が終了しました。

終わりに

E233系電車は2006年のデビュー以来9年の間に3000両を超える生産が行われバリエーションも豊富になりました。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

小林

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