シグマ(SIGMA) 50mm F1.4 DG HSM Art~ソニー Eマウント用~:5月25日発売-高画素化に対応した設計・当商品の口コミ

こんにちは。
小林です。

25日に発売予定のソニーα Eマウント向けのArtシリーズ
シグマ50mm F1.4 DG HSM を紹介します。


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[シグマ] 50mm F1.4 DG HSM [ソニー Eマウント用]【送料無料・3年間保険付】※2018年5月25日発売予定・予約受付中

価格:98,650円
(2018/5/19 21:09時点)
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目次

主な仕様

コマ収差を良好に補正

グラスモールド非球面レンズを組み込みコマ収差を徹底的に補正し画面全域において高い描写性能を実現し、
画面周辺部の点光源の滲みを抑え、天体やイルミネーションの撮影に効果を発揮します。

美しいボケ味を生み出す円形絞りを採用

9枚羽根の円形絞りを組み込み美しいボケ味が得られます。

大口径化による周辺光量の確保

前玉レンズを大口径化し、画面周辺の光量不足を軽減させることで画面全体にバランスの良い明るいファインダー像を確保でき、
開放付近で確かなボケ味を堪能できます。

最短撮影距離45cm

最大倍率が1:7.4で絞り開放時の被写界深度の浅さを活かし一点の被写体の強調表現が可能になります。

HSM(Hyper Sonic Motor=超音波モーター)搭載

超音波モーター採用でAFの高速化と静粛性を実現し、フルタイムマニュアルフォーカスによりピントの微調整ができます。

フレア・ゴーストの発生を軽減

スーパーマルチレイヤーコートを施すことにより逆光・半逆光・夜間のライトの影響によるフレア・ゴーストを抑制し、高コントラストの描写を可能にしました。

花形のパーフェクトフードを採用

遮光効果の高い花形フード採用により、余分な光を効率よくカットし、内面反射を防ぎます。

筆者の私見

カメラの高画素化に応える設計

近年ではデジタル一眼の画素数がアップしその分高解像度化が求められるため
グラスモールド非球面レンズ、フレア・ゴーストの徹底的な抑制・大口径化での周辺光量確保により高画素デジタル一眼との組み合わせでそのメリットをより発揮できるでしょう。

口コミ

価格ドットコムから抜粋(太い赤文字は筆者の付けたし)

びっくりするくらいの解像力、いい色が出ます。

詳細はこちら

JPEG撮って出しをフリッカーにあげておきました。大きい画像を確認できます。
JPEG画像のフリッカーはこちら

フリッカーメンバーなら等倍画像も確認可能です。

【操作性】
普通です。シンプルなスイッチ類に好感持てます。
スイッチ操作で操作性が早まります。

【表現力】
すごいです。f1.4のぼけっぷりは想像以上でした。
被写界深度の浅さを活用することで、表現の幅が格段に広がります。
撮影を一段と好きにさせてくれるレンズです。

この被写界深度の浅さは花やポートレートなどでメインの被写体を強調し他はぼかすなどの演出がたやすくなります。

【携帯性】
重くてでかいです。でも、そんなことはどうでもいいと思えるほどの写りです。

大きくて重いのは1.4の明るさとボケ味・高解像度を活かすための結晶とも言えます。
【機能性】
a900を使っています。
ピントが合った部分の解像感が半端ないです。

お化粧をした女性の撮る時は気をつけましょう。化粧の乗りの凹凸感がかなり明確に出ます。
色も非常に結構な感じです。オレンジや緑がいい感じに出てくれる印象です。

同じ50mmでf値1.4で、ここまででかいレンズって、ツァイスのotusくらいですかね。

最高の画質を得るための設計をすると、ここまででかくて重くなる、ということなんでしょうけど、得られる絵を見れば、その設計思想に完全に賛成できるはず。

シグマという会社、すごいですね。こんなものを製品として市場に提供できるというのは。簡単ではないはず。

高解像度があだになって肌のきめ細かさまで強調されてしまうのが玉にきずですがそれだけ解像力がある証です。
【総評】
10万円弱の価格ですが、全く後悔していません。非常に大満足。
50mmって、最初は使いづらいですけど、慣れればわりと使いこなせるようになります。
この画質を味わうと、もうズームレンズには戻れなくなっちゃうでしょう。

重くかさばるのは最初は抵抗がありますが使えば使うほど高解像度とボケ味がクセになります。

シグマさんには、85mmや135mmのArtラインを早く出してもらいたいものです。
絶対売れるであろうことはわかってらっしゃるんでしょうけど、優先順位の問題ですかね。

このレンズをきっかけに、シグマへの見方が180度変わりました。
50mmArtライン、すごいですよ。

CやNじゃないと仕事にならないプロの世界でも、結構使っているらしい、みたいな話も聞きますし。
ここまでハイスペックになると某2大人気メーカーも顔負けです。

おわりに

筆者は10年以上前の50mmF1.4を所有していますが
近年のカメラボディにおいてより高画質を求めるには
それに見合ったレンズを選ぶことを改めて教えられました。

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小林