こんにちは。
小林です。
C-5ギャラクシーの近代化改修は
予定数の52機が完了し最終号機が
2日に米空軍へ引き渡されました。
今回はその話題を中心に取り上げます。
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目次
FlyTeamから
ロッキード・マーティン、C-5Mスーパーギャラクシー52機目を納入
ロッキード・マーティンは2018年8月2日(木)、同社のマリエッタ工場から近代化計画(RERP)契約による52機目のC-5Mスーパーギャラクシーをアメリカ空軍に納入したと発表しました。
RERPで耐用年数は少なくとも2040年代まで延長されます。RERP契約で、C-5Bの49機、C-5Cの2機、C-5Aの1機がC-5Mスーパーギャラクシーに改修されています。
この納入で契約分の52機の改修が完了し、最後の機体はウェストオーバー予備役空軍基地に配備されます。
配備前にC-5Mはニューヨーク州ステュワート州空軍基地で、機内の塗装作業が行われます。ウェストオーバー基地では8機目のC-5Mになります。
2006年に近代化改修を施し登場したC-5Mスーパーギャラクシーの
予定数52機において最後の1機(87-0043)が完成し米空軍に納入されました。
Twitterから
Final C-5M Super Galaxy delivered – https://t.co/2XG3mRC5tf pic.twitter.com/XDptcLUPKz
— Combat Aircraft (@CombatAir_Mag) 2018年8月8日
ロッキード・マーティン ジョージア州マリエッタ工場の匠の手によって
近代的に生まれ変わったC-5Mスーパーギャラクシーの最後の1機が
工場の元を去り米空軍に引き渡すためデリバリーされていきました。
今後はニューヨーク州ステュワート州空軍基地において
内装工事を施した上ウェストオーバー予備役空軍基地に
配備される模様です。
LM completes C-5M upgrades for US Air Force https://t.co/XJ4cl35DmC pic.twitter.com/vvc1WLoRGM
— Jane’s by IHS Markit (@JanesINTEL) 2018年8月8日
この近代化改修で52機のギャラクシー改め
スーパーギャラクシーは2040年代までの活躍が保障されました。
C-5A・B型とC-5M型のエンジン音
いずれもYouTube (@235FireFly)から
C-5Bギャラクシー(TF39エンジン)
ギャラクシーと言えばこの「ギーン」というエゴくてクセのある金属音が特徴でしたが
C-5Aの退役およびC-5Bの全機改修により消滅してしまいました。
C-5Mスーパーギャラクシー(CF6-80エンジン)
エンジンが換装されギャラクシーの固定観念を覆すように静かになり
上がっても機体を確認しない限り分からない程でした。
換装されたエンジンはB747-400やB767と同じものですが
米軍ではF-138とも呼ばれています。
おわりに
近代化改修によって20数年延命した
C-5Mスーパーギャラクシーの
末永い活躍を見守っていきたいと思います。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
小林