こんにちは。
小林です。
2020.2.4でE231系電車が
デビュー20周年を迎えました。
今回はその記念として
このE231系を筆者所蔵の写真で
いくつか取り上げていきます。
目次
0番台(通勤型)
中央総武緩行線(2000-)
大井工場(現:東京総合車両センター)
夏休みフェア2000にて
デビュー年にローレル賞を受賞し
特製ヘッドマークをつけて
展示されました。
現在では山手線からの500番台の
転入が続きほとんどの0番台の編成が
武蔵野線,八高・川越線へ
転出しています。
しかし0番台は6本が編成を組み替え
6M化したうえ同線に残留します。
その6M化とは
八高・川越線に転用した際の
編成短縮の際余ったモハユニットを
組み込んだものです。
編成中の6扉車
置き換えや組み換えが進み
2020年中ごろには
姿を消す見込みです。
常磐線快速(2002-)
成田線 成田にて
0番台の2線区目の進出で
2015年には上野東京ライン開業の増発用として
中央・総武緩行線から編成を組み替えたうえ
10両編成2本が転入しています。
500番台
山手線(2002-2020)
0番台とは全面デザインを大きく変え
ドア鴨居部に液晶画面2台ずつ設置
6扉車2両組み込みと当時は時代の
最先端を行った車両でした。
しかしながら2010年
ホームドアを設置する関係で
6扉車-4扉車の置き換えがあり
2015年から登場したE235系に
置き換えが進み2020年1月下旬を以て
運用を終了しました。
これによって
初めて同系列が撤退した
線区となりました。
800番台
中央・総武各駅停車,地下鉄東西線直通(2003-)
地下鉄東西線直通用に登場したグループで
直通先のトンネル幅が狭い関係から
前面非常扉付きのストレート車体で
10両7本が作られました。
900番台(2000-)
当初は209系950番台として
1998年に登場したもの。
E231系の登場でE231系900番台に
改称され現在も在籍中ですが
近年は離脱・復帰を繰り返し
目が離せない状況です。
1000番台(近郊型)
宇都宮線・高崎線・東海道線・湘南新宿ライン・上野東京ライン他(2000-)
同系列の近郊型バージョン。
まずは宇都宮線に投入され
2001年に高崎線・湘南新宿ライン
2004年に東海道線
2015年に上野東京ラインに進出しました。
当初はグリーン車無しでしたが
2004年の湘南新宿ライン車種統一の流れで
基本編成全編成にグリーン車を
組み込んでいます。
この15年でいつしか
首都圏を代表する電車に
なってきました。
他線に転じたE231系たち
中央・総武緩行線(500番台 2014-)
山手線のE235系の投入で追われた
500番台は10号車を除いた全編成が
中央・総武各駅停車に転用され
2020年前半までには全52本が
出そろうでしょう。
武蔵野線(0番台 2017-)
2017年秋,ケヨMu2編成を筆頭に
運用を開始したグループで
中央・総武各駅停車からの転用が
続いています。
2020年度中には
投入が完了するでしょう。
八高・川越線(3000番台 2018-)
八高・川越線には6本が導入され
番号が前後しましたが
2019年9月のハエ44編成を以て
全編成出そろいました。
おわりに
デビューから20年を迎えた
E231系ですが山手線への
E235系の投入がらみで
通勤型が大きく動いています。
その一方で近郊型は
いまだ第一線で活躍中という
通勤型とは正反対な現象です。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
小林