横田基地の将来を担うC-130J

こんにちは。
小林です。

今回は2017年3月に横田基地に新たに配備された
YJ C-130J-30についてお話しします。

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さようなら横田基地配備のC-130H

横田基地へのC-130J-30飛来

2017.3.6 横田基地に着陸するC-130J-30第1号機

2017.3.6 横田基地に到着し放水アーチで出迎えられるC-130J-30第1号機

第5空軍第374空輸航空団(374th Airlift Wing)を担当する横田基地において
C-130Hの後継C-130J-30が配備されることになり
2017年3月6日、1機目が横田基地に到着しました。

詳細はこちら↓
引用元
あきる野市ホームページ
横田飛行場配備のC-130輸送機の交替について

横田基地でのYJ C-130J配備開始
米軍横田飛行場配備のC-130輸送機の交替について今般、米軍横田飛行場に配備されているC-130H輸送機(14機) については、本年(平成28年)11月から平成30年3月までに、最 新のC-130J輸送機(14機)に
交替する予定である旨の情報が得られましたので、お知らせ致します。

なお、この予定については、様々な事情で将来的に変更される可能性 があります。

C-130J-30の特徴

wikipediaから
C-130J (航空機)

従来のC-130に代わる新世代型として1991年から開発されたのが、このC-130Jである。従来型の基本設計はそのままに、新型ミッションコンピューターを導入し、
コックピットを大型ディスプレイ4つ(5つないし6つのバージョンもある)に
小型ディスプレイ5つ、そして入力装置からなるグラスコックピットに改修しており、
ボーイング787やボーイング777の最新ロットに装備されている釣り下げ型ホログラフ式HUDを装備している。

これにより完全に2人乗務での飛行が可能となったため、
航空士やフライトエンジニアが搭乗する必要はなくなり、
人件費の削減に貢献している。

ただ、オブザーバーなどの追加の搭乗員用に第3の座席が設けられている。

その他にも、エンジンをロールス・ロイス/アリソン製のAE 2100D3に換装し、
プロペラを従来の平面形状の四翅から、三日月形状のダウティ R391 六翅に変更している。

これらの改修により最大速度や上昇性能、航続距離が従来型より向上し、
離陸滑走距離はさらに減少した。翼下の増槽は取り外されているが、
装備することは可能である。

横田基地に配備されたC-130Jは胴長タイプの同-30形で
機材の大型化と高出力エンジンの搭載で積載量や輸送能力が上がり
速度も590km/h660km/hに向上し機動性が増しました。

プロペラの枚数が角ばった4枚から丸みを帯びた6枚になり
騒音の低減が図られています。

C-130J系列のプロペラは6枚で丸みを帯びている

システムのデジタル化や自動化が進み、
グラスコクピットが採用された他、
またパイロット2名と輸送員1名の少数の乗員で運用できるようになりました。

C-130Jに採用されたグラスコクピット

終わりに

C-130J-30は2017年10月15日現在に計5機が配備され
新造機8機、中古機6機の計14機の配備が予定されています。

最後までお読みいただき
ありがとうございます。

小林

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