こんにちは。
小林です。
10日に尾久車両センターにて
ふれあい鉄道フェスティバルが開催されました。
筆者も参加して参りましたので
その模様をレポートします。
目次
はじめに
今回は今までと内容がガラリと変わり
保線車両を中心とした
はたらく車両が多数展示されました。
主な展示車両
マルチプルタイタンパー
※未撮影のため高崎公開時の写真で代用。
線路の道床のバラストをほぐしては
つき固める作業をする車両。
作動実演があり
爪を上下させる時の振動が大きく地響きまで生じ
いかに大きな力がかかっているかを実感しました。
動画も撮影しました。
動作中の振動が大きく地面まで揺れ
鉄道の安全はこの機械の作業によって
支えられていることを改めて感じました。
バラストレギュレーター
マルチプルタイタンパーでの作業後に
道床の整地などの仕上げを行う車両。
スイーパーで余分なバラストを掃き、プラウで形を整え
ホッパーで足りない分のバラストを付けたし
スタビライザーで再度締め固める4つの作業を
この1台でまとめて仕上げます。
こちらも動画があります。
道床仕上げの4つの作業をこの1台で行うことで
合理的で作業時間が短縮され効率が良いです。
レール削正車
レールが傷んだり錆びてきたりすると
安定した走行ができず揺れの原因になり
乗り心地も悪くなるため
定期的に削って均す必要があります。
10頭式 ハラスコ社製
回転式の砥石状のもので
各方向からレール面に押し付け
レール表面をまんべんなく磨いて綺麗にしていきます。
16頭式 スペノ社製の大型タイプ
砥石部分にシートがかかり
作業中の火花対策がなされています。
おわりに
今年は保線用車両の当たり年なのか
今までの方針をガラリと変えた
はたらく車両を中心とした鉄道イベントは
斬新なのと鉄道の奥深さを感じました。
次に続きます。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
小林